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== 神経毒の作用機序 ==
多くの神経毒は電位依存型イオンチャネルに影響を与えることで作用する。たとえば[[テトロドトキシン]]と[[バトラコトキシン]]は[[ナトリウムチャネル]] ([[:en:Sodium channel|Sodium channel]]) に影響を与え、[[モーロトキシン]] ([[:en:maurotoxin|maurotoxin]])、[[アジトキシン]] ([[:en:agitoxin|agitoxin]])、[[カリブドトキシン]] ([[:en:charybdotoxin|charybdotoxin]])、[[マーガトキシン]] ([[:en:margatoxin|margatoxin]])、[[スロトキシン]] ([[:en:slotoxin|slotoxin]])、[[スキラトキシン]] ([[:en:scyllatoxin|scyllatoxin]])、[[ヘフトキシン]] ([[:en:hefutoxin|hefutoxin]]) は[[カリウムチャネル]]に作用する。[[カルシセプチン]] ([[:en:calciseptine|calciseptine]])、[[タイカトキシン]] ([[:en:taicatoxin|taicatoxin]])、[[カルシクルジン]] ([[:en:calcicludine|calcicludine]]) は[[カルシウムチャネル]]に作用する。
 
バトラコトキシンのような強力な神経毒は興奮性細胞膜のナトリウムイオン透過性の増大による神経および筋繊維の脱分極を引き起こすことにより神経系に影響を与える。