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また、2011年11月23日(勤労感謝の日)に新しく大阪府が発表した言葉の「レイブル」には、「働きたいという意思を持っているが、何らかの事情で就職に至っていない若者」という意味がある。
 
[[ニート]]という言葉には、「怠け者」「親に依存している」などのマイナスイメージがあるが、今まで[[ニート]]と呼ばれてきた若者の中には、社会に対する漠然とした不安、前職でのトラウマ、自分にとってやりがいのある仕事が見つからない、コミュニケーションが苦手である、などの決して「怠けている」だけではない理由で、若年無業者になったものが存在する。
[[ニート]]という言葉で括られることによって、彼らがさらに社会に対する不安や社会からの目を気にしてしまう傾向があったり、また企業側も[[ニート]]という名前で懸念してしまうという問題もある。
([[ニート]]:国の定義では「若年無業者」といい、「非労働力人口のうち、15〜34歳の、家事も通学もしていない者」とされている)
簡単に言うと、[[ニート]]の定義には当てはまるが、これまでのマイナスイメージには当てはまらないのが「レイブル」である。
 
由来は「late bloomer(レイト・ブルーマー)」。直訳すると「[[遅咲き]]」「大器晩成」の意味。米国では、学業を卒業したあとすぐに就職せず、2〜3年は自分の就きたい仕事を見極めるための旅行・勉強をする期間を設けるのがごく一般的であり、それを総称して「late bloomer」と呼ぶ。「レイブル」とはそこから派生した[[ポジティブ]]な言葉である。