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'''ミナス・ティリス'''({{Lang|en|'''Minas Tirith'''}})は、[[J・R・R・トールキン]]の小説『[[指輪物語]]』及び『[[シルマリルの物語]]』の世界に出てくる塔及び城郭内にある都市の名前である。「守護の塔」を意味する。[[白の山脈]]の山脈の東端の中腹にあり、[[ローハン]]の言葉ではムンドブルグ(Mundburg)と呼ばれる。
 
{{ネタバレ}}
 
ミナス・ティリスは、[[第三紀 (トールキン)|第三紀]]1640年タロンドール王が[[オスギリアス]]から王宮を移して以来[[ゴンドール]]の首都である。もとは'''ミナス・アノール'''('''Minas Anor''' 日の没りの塔)と呼ばれ、[[ゴンドール]]の王都オスギリアスの両側に建てられた二つの塔の片方である。第三紀2002年に片側の塔[[ミナス・モルグル|ミナス・イシル]](Minas Ithil 月の出の塔)が[[モルドール]]軍によって奪われたときにミナス・ティリスと改名された。
 
ミナス・ティリスの周りには、ランマス・エホール、[[ペレンノール野]]を取り囲む長大な防壁がある。[[エクセリオン2世]]がこの防壁を建造したが、モルドールの[[オーク (トールキン)|オーク]]部隊にはかなわなかった。都市自体は[[ミンドルルイン]]山の山腹の膝のように突き出たところにある。ミナス・ティリスはまた、[[中つ国 (トールキン)|中つ国]]でもっとも堅固な要塞でもあり、それぞれ100フィートの高さの7層の環状区からなり、それぞれ白い壁で囲まれている。各層を繋ぐ門はまっすぐに並んでいるのではなく、それぞれが別の方向に向いている。岩の尾根が、頂上が都市の最上層と同じ高さで、都市の中央から東向きに突き出ていて、第1層より上の部分すべてを二つに分けている。最後の第7層の壁の内側に白の塔という城砦があり、300フィートの高さなので、その頂点の高さは地上から1000フィートになる。都市とミンドルルイン山との間の鞍部に死者の舘(ゴンドールの王と執政の墓所)がある。城壁はすべて白い不壊石でできており、それ故に「白き都」と呼ばれる。