「食器棚」の版間の差分

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{{出典の明記|date=2011年10月}}
[[File:Serwantka.JPG|thumb|right|一般的な食器棚]]
'''食器棚'''(しょっきだな)は、[[食器]]を収納するための[[棚]]である。「水屋箪笥」、または略して「水屋」と呼ばれることもある。水屋とは元々「水を扱う場所(≒[[台所]])」の意である。
「水屋箪笥」、または略して「水屋」と呼ばれることもある。水屋とは元々「水を扱う場所(≒[[台所]])」の意である。
 
== 概要 ==
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=== 鼠入らず ===
鼠入らず(ねずみいらず)は、日本の木製の食器用の戸棚である。また、多くは食品の収納庫としても用いられ、中に収納された食品を鼠害から守るために[[ネズミ]]が中に侵入することができないように作られている。のちに用いられることは減じている。
また、多くは食品の収納庫としても用いられ、中に収納された食品を鼠害から守るために[[ネズミ]]が中に侵入することができないように作られている。のちに用いられることは減じている。
 
多くの場合は、台所に置かれる。
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大きさはさまざまであるが、幅2尺5寸ほど(77cmほど)ないし4尺ほど(121cmほど)、奥行1尺3寸ほど(40cmほど)、高さ4尺ほどのものを、上下に2つ重ねて用いられることが多い。
 
収納のために、ひきだしや引き違い戸(ガラスがはめられることが多い)が配置される。多くの場合は、下の2段にはひきだし、上には引き違いの板戸、中央の右にはけんどん、その下に小ひきだし、中央左に腰付きの組子の引き違い戸である。組子の内側には寒冷紗(かんれいしゃ)が張られ、これが冬には板戸に変えられる。のちに組子の内側には夏冬ともにガラスがはめ込まれる。
多くの場合は、下の2段にはひきだし、上には引き違いの板戸、中央の右にはけんどん、その下に小ひきだし、中央左に腰付きの組子の引き違い戸である。
組子の内側には寒冷紗(かんれいしゃ)が張られ、これが冬には板戸に変えられる。のちに組子の内側には夏冬ともにガラスがはめ込まれる。
 
構造としては見掛け框組で、材料は前面はケヤキ、他の面はスギの四分板が多く、仕上げは高級品では漆塗り(ケヤキの摺漆塗、モミの春慶塗など)のものもあるが、一般的には着色蝋磨き仕上げである。