「よんでますよ、アザゼルさん。」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
251行目:
: 悪魔たちにはそれぞれに一族が存在し、グリモアの力で召還され、活躍できる悪魔は一族の中で選ばれた代表者のみである。
: 契約関係にある人間に対して害のあるような能力の行使は絶対にしないが、その基準も「行使した能力を直接契約者に」であって、能力の影響下にある人間が契約者に危害を加えた間接的なケースがある。他にセクハラや悪戯、殴る蹴るなど物理的な手段で契約者に嫌がらせや攻撃<ref>さくまは原作第9話でベルゼブブに頭を出血するほどつつかれたり、第47話でアザゼルに尻をセクスカリバーで刺されたりしている。</ref>をすることは可能。
: 悪魔を見ることができるのは、悪魔使いやその才能を持つ者だけである。しかし、悪魔自身がその気になれば姿を見せる事も可能。
: この漫画に登場する悪魔はデフォルメされた姿をしているが、これはアクタベが事務所のある建物全体に張った結界によるものである。一度結界の力を受けた悪魔は外でもその姿のままであるが、召喚された悪魔たちはお互いの正体にすぐ気いている。また、アクタベの任意で結界の力を解くことが出来る。
: アクタベの結界などの、意のままに扱うために悪魔を弱体化させる術は、「[[ソロモンの指輪|ソロモンリング]]」と呼ばれる。
; [[魔界]]
262行目:
; [[生贄|イケニエ]]
: 悪魔を呼ぶにはイケニエを捧げる必要がある。
: 何を捧げるかは仕事の大小その悪魔の嗜好により異なるが、その人間にとって価値のあるものでなければならない。悪魔に魂を売ると言う表現があるが、この場合大きな何かを手にする為に相当の代償を支払ったといえる。悪魔がイケニエを受け取らなかった場合、呼び出した人間は罰を受ける<ref>たいていの場合、呼び出した悪魔と同じ生物(この場合はデフォルメした姿であり、例えばベヒモスならパンダ、アンダインなら魚)に変えられるが、デフォルメされていない姿とは関係ない虫などに変えられる場合もある。</ref>。
: イケニエの受託においては、必ずしもイケニエの性質を履行する必要がない。例えば、ゲーム機を求めた場合でも、ベヒモスの時の様に弁済能力のない悪魔がそれを破壊した場合には受諾となったこと場合がある。
: もっとも、アクタベはアザゼルへのイケニエとして豚足等のどうでもいいものを用いており、その価値判断は悪魔の嗜好や、悪魔と悪魔使いの力関係にかなり影響されると思われる。ベルゼブブは(美味しい)カレーをイケニエとして常に認めており<ref>さくまはカレーを作るのが得意であり、召喚後に作り始めている事もあるなど、この場合は「人間にとって価値のあるもの」の定義からは大きく外れている。</ref>、アンダインの場合においては、「好き」という物質ですらない言葉を求めている。この場合、悪魔に対して捧げられた言葉を後から否定すると罰の対象になるようである。
; [[グリモワール|グリモア]]
: 悪魔と契約を交わした術者が常に携えている魔術書のこと。また、人間界と異界に住む両者を繋ぐ扉を開く唯一の鍵である。なお、契約自体はグリモアなしでも可能であるが、自殺行為である。
: グリモアには契約した悪魔の全てが記載されている。その悪魔の召喚方法・能力の詳細な説明・苦手とする呪文・契約条件即ち就労規則・基本給・サービス残業の有無など、業務に関わる内容に留まらず、プライベートにおけるあらゆる弱味も網羅している。グリモアの呪文を使う際、強力なものほど精神力を消耗する。内容は何千何万項目にも渡り微細に書き記され、その内容は悪魔によって異なる。特殊な言語で書かれているため解読は困難を極めるが、ある程度なら知識の浅い人間でも読むことが出来る。アクタベ曰くこれは悪魔が人間界に来られる最低限の手順を把握させ、召喚させて取り憑くためである。
: グリモアを手放すということは、人間が悪魔との契約を放棄したとみなされる行為である。考えられるケースは譲渡・破棄・盗難・紛失。
: 譲渡の場合、正式な手続きを踏み、2人の人間、1匹の悪魔の三者の意思が介在していれば問題はない。しかし他の破棄・盗難・紛失の3つはは重い罰を科せられた上、二度と悪魔と契約を交わすことが出来なくなる(その上、それまで行っていた他の悪魔との契約も無効となる)。特に破棄は契約法37条に抵触する最大級の禁忌であり、たとえ悪魔と契約を行っていない者でも処罰の対象となる。
: 悪魔はグリモアには触れる事が出来ず、触れれば身体が捻れる、突如現れた[[銀牙 -流れ星 銀-|野犬の群れ]]に体を食い散らかされる等の超常現象的な罰を受ける。そのため、精神力の消耗が強いられる呪文による罰の代用として悪魔にグリモアで触れるという行為がよく行われる。
: その反面、悪魔が常識では修復不可能な傷を負っても無事でいられるのはグリモアの力によるものであり、グリモアが存在しない悪魔は容易に死亡する(触れることによって起こるグリモアの罰は同様に作用する)。