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=== ウェストファリア条約 ===
その他平和条約の有名な例には[[ヴェストファーレン条約|ウェストファリア条約]]として知られる一連の平和条約がある。これは近代的な[[外交]]手法の始まりであり近代[[国際法]]の元祖となり、近代的な[[国民国家]]システムの開始ともされる。この後の戦争は[[宗教]]の問題をめぐるものではなく、国家の問題をめぐるものとなった。また[[カトリック教会|カトリック]]と[[プロテスタント]]の勢力が同盟を結ぶことを可能にし、欧州の再編につながった。
== 単独講和と全面講和 ==
=== 単独講和 ===
共同交戦国のうちの一国がその同盟国から離脱して単独に敵国と結ぶ講和。また、複数の相手国のうちのある一国とだけ単独に結ぶ講和である。第二次世界大戦で[[連合国 (第二次世界大戦)|連合国]]は[[連合国共同宣言|共同宣言]]では、単独で講和する事を禁じた。
=== 全面講和 ===
戦争終結にあたって、敵国を同じくして同盟関係にある全交戦国が、共同して講和条約を結ぶこと。また、ある一国が全交戦国と講和すること。
 
== 関連項目 ==