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鉱泉の分類追加
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この項目では[[温泉]]の[[温泉#療養泉|療養泉]]の分類についての'''泉質'''(せんしつ)を述べる。
 
== 概要 ==
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成分分析結果をまとめたものを[[温泉分析書]]と呼ぶ。また温泉の[[効能]]は泉質によって定められている(但し古くからの伝承に基づく効能は除く)。
 
== 療養類 ==
[[温泉#療養泉|療養泉]]の泉質は主に掲示用泉質名、旧泉質名、新泉質名の3種類が温泉の紹介で用いられる。新泉質名は、[[1979年|昭和54年]]にそれまで用いられていた旧泉質名に代わるものとして導入された。だが旧泉質名のほうが分かりやすいこともあって、実際には両方が併用されている。
 
=== 療養泉 ===
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正式な適応症の掲示はできないが、加温して温浴する場合は[[一般的適応症]]と同様の効能が期待できる。
 
== 鉱泉の分類 ==
=== 泉温による分類 ===
鉱泉の湧出時、または採取時の温度を泉温といい、鉱泉は泉温により次の通り分類される。なお、低温泉・温泉・高温泉をまとめて温泉とする。
# 冷鉱泉 - 泉温25[[セルシウス度|℃]]未満
# 低温泉 - 泉温25℃以上34℃未満
# 温泉 - 泉温34℃以上42℃未満
# 高温泉 - 泉温42℃以上
 
=== 液性による分類 ===
湧出時の[[水素イオン指数|pH]]値により次の通り分類される。
# 酸性 - pH 3未満
# 弱酸性 - pH 3以上6未満
# 中性 - pH 6以上7.5未満
# 弱アルカリ性 - pH 7.5以上8.5未満
# アルカリ性 - pH 8.5以上
 
=== 浸透圧による分類 ===
溶存物質総量または[[凝固点]]により次の通り分類される。
# 低張性 - 溶存物質総量 8g/kg未満、凝固点 -0.55℃以上
# 等張性 - 溶存物質総量 8以上10g/kg未満、凝固点 -0.55未満-0.58℃以上
# 高張性 - 溶存物質総量 10g/kg以上、凝固点 -0.58℃未満
 
== 関連項目 ==