「上宮聖徳法王帝説」の版間の差分

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==概説==
[[写本]]は[[江戸時代]]末期まで[[法隆寺]]秘蔵物で天下の“孤本”といわれ、現在京都の[[知恩院]]に所蔵されている[[国宝]]である。成立年代も不明で、あまり世のなかに広まった様子はない。写本の所有者だったと思える高僧([[相慶]]・法隆寺五師の一人、12世紀後半の人物)の名が末尾に記されていることから、成立年代が12世紀以前であることが確実ではある。近代史学の発展に伴い、官製の『[[古事記]]』や『[[日本書紀]]』などの文献批判が行われ、記紀以前の古い史料が基礎になっていると思される本書が、信用度の高い古典として脚光を浴びてきた。
 
===構成===