「国際地球観測年」の版間の差分

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アリソフの気候区分との関係について。
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== 国際地球観測年の提唱 ==
[[1950年代]]、アメリカのLloyd Berknerによって、[[ロケット]]観測などを含む第3回の国際極年が提案された。[[国際科学会議|国際学術連合]](ICSU)は、これを極地以外の総合的な地球物理学観測の計画に拡張した。70を超える国立またはそれに相当する機関が協力し、国際地球観測年委員会を組織し、実行した。
 
これにより、[[南半球]]の高緯度地域の高層気象データの蓄積が進み、南半球において夏の極前線の存在が確認できないことが明らかとなり、[[アリソフの気候区分]]にあるような亜南極帯と南極気団帯は存在しない、ということが判明した<ref>矢澤(1989):358 - 359ページ</ref>。
 
==日本の協力==
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日本は、12のすべての部門で協力を行った。
 
== 脚注 ==
<references />
 
== 参考文献 ==
* [[矢沢大二|矢澤大二]]『気候地域論考―その思潮と展開―』古今書院、1989年11月20日、738pp. ISBN 4-7722-1113-6
 
==関連項目==