「磁気圏」の版間の差分

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磁気圏のより内側の磁場が引き延ばされていない領域 (高度60000km以下) では、荷電粒子は、地球磁場に捕捉されて地球の周りを東西方向に回っている。このうち、特にエネルギーの高い1MeV以上のエネルギーを持つ荷電粒子が[[ヴァン・アレン帯]]を形成し、10 - 200keV程度のエネルギーの荷電粒子が[[リングカレント]]を形成する。リングカレントは、[[磁気嵐]]時の地磁気変動の主要因とされている。
 
=== 地球磁気圏の巨大な穴 ===
[[2007年]]の夏、地球本体の4倍の幅となる地球磁気圏の巨大な穴が[[NASA]]の観測衛星「[[テミス (人工衛星)|テミス]]」により約1時間ほど観測された。これまで、地球と太陽の地場が逆方向になったときに磁気圏の破損が起きると考えられていたが、正方向時に起きていた<ref>[http://www.gizmodo.jp/2008/12/post_4844.html 地球の磁気圏に巨大な穴、見つかる] Gizmodo Japan、2008年12月</ref>。