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== 概要 ==
[[1956年]][[5月14日]]から[[1957年]][[3月12日]]まで、毎日新聞の朝刊に301回に亘り連載された新聞連載小説。
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== あらすじ ==
経済雑誌を発行している出版会社「経済と事業」社の社長である主人公:土居広之には、約2年間病床にある妻:土居知子がおり、これまでは浮気もせずに彼女のことを愛していたが、東京から車で東海道を通って2時間余のところにある、桜と孟宗竹と杉の木立に囲まれた山の温泉宿でふとした行きずりに屋代幾子と出会う。幾子は[[銀座]]にある宝石貴金属商店・春日堂の社長:六角庫吉の[[妾]]だった。広之は病身の妻を愛しているとはいえ、幾子と出会ったことで、これまで無意識であった大人の男であるが故の広之の奥底に潜んでいた心の飢えによって、彼女を求める様になる。こうして広之は妻・知子に対する「日日の背信」が始まった...。