「書記長」の版間の差分

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== 団体に置かれる書記長 ==
団体においては「書記局の長」という意味合いで主に用いられる。書記局は、日常的な党務を処理する機関である(「書記」という単語には「[[右筆]]」という意味もあるが、「事務」という意味もある。「書記局」の「書記」とは「事務」の意味である)。「書記長」という名前は、[[委員長]]と同じく、[[社会主義]]・[[共産主義]]政党、[[社会民主主義]]政党、[[労働組合]]に主に用いられることが多い。
 
旧[[東側諸国]]の場合、支配政党の書記長が党首にあたるものとして国家の実権を掌握することが多かった。多くの場合、人事権をも握っていたためである。例えば旧[[ソビエト連邦]]においては元首である[[最高会議幹部会議長]]ではなく、代々の[[ソビエト連邦共産党書記長]]が事実上の最高権力者であった(両者を兼ねるケースもあった)。時期によっては、また東欧諸国の一部では[[第一書記]]と呼ばれたこともある。中国における[[総書記]]も、やはり元首である[[中華人民共和国主席|国家主席]]より強い権力を持つ(こちらも近年は両者を兼ねる事が多い)。