「ミッション:インポッシブル3」の版間の差分

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『'''M:i:III'''』('''ミッション:インポッシブル3'''、''Mission: Impossible III'')は、[[2006年]]の[[アメリカ合衆国の映画|アメリカ映画]]。トム・クルーズ主演の[[ミッション:インポッシブルシリーズ|『ミッション:インポッシブル』]]シリーズの3作目。
 
2006年5月5日に[[アメリカ合衆国|アメリカ]]、[[イギリス]]、[[カナダ]]で公開された。当初の予定では2004年5月に公開される予定だった。
 
日本盤DVDは2006年11月17日に発売された。
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エイブラムスにとって、初映画監督作品である。それまで大ヒットした『[[エイリアス (テレビドラマ)|エイリアス]]』などで、ドラマの分野において有力株として注目されていた。この『エイリアス』の完成度に目をつけたトム・クルーズが監督を希望し、今回の起用に至った。
 
この映画を製作する上でまずエイブラムスが重要視したのが、テレビシリーズの特色の一つでもあった作品中の「チームワーク」である。1は序盤のTVシリーズの構図が次第に崩壊しトム・クルーズ演じるイーサン・ハントが苦悩する展開であり、その終盤と続作の2の見せ場はイーサンの独擅場となっていた。今回本作はチーム要員を編成し、前2作より『[[スパイ大作戦]]』の映画化らしい出来にする、という前置きがあり、それに従いテレビシリーズの構図に近い出来となっている。
 
撮影は2005年6月にイタリアで開始され、[[ベルリン]]、[[ローマ]]([[イタリア]])、[[バチカン]]、[[上海市|上海]]、[[西塘]]([[浙江省]])、[[ヴァージニア州]]、[[カリフォルニア州]]などでロケが行われた。撮影中に[[スタントマン]]が事故で負傷し、映画制作会社を訴える騒動があった。
 
== 日本でのプロモーション ==
2006年6月1日、主演の[[トム・クルーズ]]が、[[東京駅|東京]] - [[新大阪駅|新大阪]]間の[[東海道新幹線|新幹線]]「[[のぞみ (列車)|のぞみ]]」を借り切った来日キャンペーンを行うことが明らかになり、[[6月21日]]に実施された。時刻表にない特別ダイヤで運行し、出発時刻などは混乱を避ける目的で非公開となった。この企画の経費は、「のぞみ」の貸切りの1,500万円など、約3,000万円とされる。DVDに収録もされた。
 
トム・クルーズは「第4作はぜひとも日本を舞台にしたい」と述べている。
 
== 評価 ==
エイブラムスが得意とする巧みなストーリーテリングや、1作目と2作目を足して割ったようなバランスの良いアクションシーンなどビジュアル面でのブラッシュアップもあり、アメリカの大手映画批評サイト[[Rotten Tomatoes]]では70%の評価を獲得している<ref>{{cite web | url=http://www.rottentomatoes.com/m/mission_impossible_3/| title=Mission: Impossible III | work=[[Rotten Tomatoes]] | publisher=IGN Entertainment, Inc | accessdate=2011-05-15 }}</ref>。ただし北米での興行収入は前作よりも8000万ドルほどランクダウンした1億3402万9801ドル<ref name=boxoffice/>と、大ヒットシリーズの続編としてはやや期待はずれな結果になってしまった。これは『[[宇宙戦争 (2005年の映画)|宇宙戦争]]』でのプロモーション中にトム・クルーズが起こした一連の奇行が原因ではないかと言われている。
 
== 続編 ==