「木下利次」の版間の差分

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安海 (会話 | 投稿記録)
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[[備中国]][[足守藩]]主・[[木下利房]]の次男として生まれる。兄に[[木下利當]]、養弟に[[木下利古]]がいる。正室は[[向井忠勝]]の養女。子に[[木下利値]]、[[木下利紀]]、広外(久喜の甘棠院の僧)、崇達(芝の金地院の僧)、娘([[筒井政勝]]室)、娘([[新見正道]]室)、娘([[春日義陣]]室)、娘([[谷頼衡]]室)がいる。
 
[[大坂の役]]により[[豊臣秀頼]]を筆頭とする豊臣宗家が滅亡したのち、豊臣家(羽柴家)が断絶することを愁いた、亡き[[豊臣秀吉]]の[[正室]]で[[続柄#大おば|大おば]]にあたる[[高台院]]の養子となって「'''羽柴利次'''」となり、高台院のもとで養育される。
 
しかし高台院が死去すると、羽柴の[[名字]]は取り上げを名乗ることが禁じられた為木下利次」戻っ改名しが、高台院が残した1万5000石の遺領([[化粧領]]の内、[[近江国]][[野洲郡]]・[[栗太郡]]の3000石と豊臣家の[[社稷]]を相続すること幕府に許可され、旗本となった。
 
この家が幕府公認の豊臣家嫡流ともいえる。
 
[[貞享]]4年([[1687年]])に致仕して家督を長男の利値に譲り、元禄2年(1689年)に83歳で死去した。