削除された内容 追加された内容
Luckas-bot (会話 | 投稿記録)
m r2.7.1) (ロボットによる 追加: no:Dobbelplanet
m →‎2天体の質量比: 唐突に5000kmという値が出てくるのが不自然に思いますので、最小の惑星である水星を大きさの例に。
9行目:
二重惑星を構成する2つの天体は、その[[質量]]が似通っているものだと考える人がいる。そのような立場の人達は2つの天体の質量が似通っていなければ二重惑星とは認めようとしない。ただし「質量が似通っている」と判断するための[[閾値]]に関しては明確に決まっていない。つまり質量が似通っていることが必要だと主張する人達の間でも、2つの天体の質量比がどの範囲までであれば二重惑星系と言えるのかが決まっていないのである。
 
通常、衛星の質量は、その母惑星の質量に比べて十分に小さい。例えば太陽系の中で知られている衛星のうちでも惑星である水星の直径5000kmを超えていて比較的濃厚な大気を持つ、比較的大きな衛星として知られる[[タイタン]]ですら、その母惑星である[[土星]]と比較すると、その質量比は1/4230に過ぎないため二重惑星かどうかは問題にならない。他に水星の直径5000kmを超える衛星としては[[ガニメデ]]が知られているものの、その母惑星である[[木星]]との質量比はさらに小さいため問題とされない。
 
衛星の質量がその母惑星の質量に肉薄している例外的な例としては、[[地球]]の衛星の[[月]](1/81.3[[地球質量]])、[[冥王星]]の衛星[[カロン|カロン (衛星)]](1/8.6冥王星質量)が知られている。既知の太陽系内の天体の中ではこれらを二重惑星とするか否かが議論されている。