「多神教」の版間の差分

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その名のとおり多神教では多くの神々が崇拝され、それゆえに同じ宗教の中での信仰形態も多様である。また、特定の一神(主神)が最も高位にあると考え、主神を崇拝の中心とするものを、多神教的一神教と呼ぶことがある。例えば岩田慶治は、これを「カミと神」という言葉で区別する。かつては[[エドワード・タイラー]]のように、多神教は一神教への発展中途にある信仰だという主張が公然となされてきたが、現在ではそのような進化論的な議論がされることは少ない。
 
多神教は、民族的要素の強い日本の[[神道]]や[[アイヌ]]の信仰、中国の[[道教]]、インドの[[ヒンドゥー教]]などが現存する代表例である。現存しない例としては、[[古代エジプト]]や[[メソポタミア文明|メソポタミア]]、[[古代ギリシャ]]の神々(古代ギリシャの信仰は久しく途絶えていたが近年復興運動がある)、中南米の[[メソアメリカ文明]]や[[アンデス文明]]で信仰されていた神々などがある。[[仏教]]も多神教だという見解もあるが、汎神論または無神論的な宗教であるとする見解もあり、議論が分かれるところである。
 
*[[日本神話]]・[[神道]]
* [[日本神話]]・[[神]]
* [[道教]]
* [[ヒンドゥー教]]
* [[ギリシャ神話]]
* [[北欧神話]]
* [[ケルト神話]]
 
== 現代思想との関連性 ==
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== 関連項目 ==
* [[一神教]]
* [[汎神論]]
* [[ペイガニズム]] - アブラハムの宗教からみた多神教
* [[アニミズム]]
* [[アニマティズム]]
* [[多神教優位論]]
* [[スラビアンストボ]]
* [[泉鏡花]] 『多神教』 - 多神教のひとつの側面を描いた[[戯曲]]。
* [[芥川龍之介]] 『神神の微笑』 - 日本在来の多神教のしたたかさを描いた短編小説。[http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/card68.html (青空文庫)]
 
*[[泉鏡花]] 『多神教』 - 多神教のひとつの側面を描いた[[戯曲]]。
*[[芥川龍之介]] 『神神の微笑』 - 日本在来の多神教のしたたかさを描いた短編小説。[http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/card68.html (青空文庫)]
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[[Category:各種の宗教]]
[[Category:多神教|*]]