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木材としては年輪の幅が狭く緻密で狂いが生じにくく加工しやすい、光沢があって美しいという特徴をもつ。工芸品や机の天板、天井板、[[鉛筆]]材として用いられ、[[岐阜県]][[飛騨国|飛騨]]地方の[[一位一刀彫]]が知られる。
 
日本(一説には[[仁徳天皇]]の時代)では高官の用いる[[笏]]を造るのにこの木が使われた。和名のイチイ(一位)はこれに由来するという説もある<ref>[[広辞苑]]3版134ページ昭和53年12月6日発行</ref>
 
果実は甘く、そのまま食用にしたり、[[焼酎]]漬けにして果実酒が作られる。しかし種子には[[タキシン]] (taxine) という有毒の[[アルカロイド]]が含まれている。種子を誤って飲み込むと中毒を起こし、量によっては[[けいれん]]を起こし、呼吸困難で死亡することがあるため注意が必要である。イチイのタキシンは果肉を除く葉や植物全体に含まれる。