「カフボックス」の版間の差分

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やすとし (会話 | 投稿記録)
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マイクの出力に直接接続して利用する物、コントロールルーム内のミキサーと組み合わせるラインレベル入出力に対応した物、ミキサーのフェーダー/CUT機能をリモコン操作で同様の効果を得る物などがある。
 
フェーダーを利用した物は入出力レベルが連続可変であるが、実際には中間位置で使用することは無いのでON/OFFのポジションのみのタイプも多い。<ref>具体例として、[[ニッポン放送]]や[[MBSラジオ]]、[[ABCラジオ]](スタジオ収録番組)では前者、[[TBSラジオ&コミュニケーションズ|TBSラジオ]](プロ野球中継)、ABCラジオ(プロ野球中継)では後者のタイプが使用されている。また、前者のタイプではレバーを上に上げればオン、下げればオフのタイプが一般的だが、[[毎日放送千里丘放送センター|千里丘局舎]]時代(1960年〜1990年)のMBSラジオではオン・オフが逆のタイプが使用されていた。なおTBSラジオは全スタジオにカフボックス自体が設置されておらず、代用としてミュートスイッチというものが設置されている[[三才ブックス]]刊:三才ムックVol.144『[[ラジオパラダイス|ラジパラ]]』([[三才ブックス]]:刊)「噂の調査隊 大阪の局はカフのオン・オフが"上下逆"ってホント!?」より)</ref>。
 
操作の際に本線に[[クリック]]ノイズなどの雑音を発生しないように工夫がされている。フェーダータイプでは摺動雑音の少ない高品位のパーツを使用し、ラインレベル用ではVCA、アナログスイッチ、フォトカプラーなどを用いて切り替えの際のクリックノイズの対策をしている。スイッチ操作時の音がマイクに入らないように静電容量を利用した[[静電容量スイッチ|タッチスイッチ]]が用いられることがある。