「フライホイール」の版間の差分

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== 概要 ==
フライホイールは、物体としては[[慣性モーメント]]の大きい[[円盤]]ないし[[回転体]]である(回転軸が重心を通っていれば、回転体である必然性はないが、回転体のほうがなにかと都合が良い)。慣性モーメントの大きな物体の[[回転]]([[自転]])運動というかたちで、[[角運動量]]と、[[運動エネルギー]]を保存するのがその働きである。
フライホイールは重量のある[[円盤]]で構成されていて、円盤の回転として力の[[エネルギー]]を保存する部品である。エネルギーの貯蔵庫としての目的だけで円盤を超高速回転(真空中で)させ、必要に応じエネルギーを入出する装置(エネルギー保管庫)としても使用される。
 
{{独自研究範囲|date=2011年9月|フライホイールの性質は、[[電気回路|線形電気回路]]における[[コイル]]の性質と類似している。この場合、[[回転数]]と[[電流]]、[[トルク]]と[[電圧]]、フライホイールの[[慣性モーメント]]とコイルの[[インダクタンス]]、フライホイールが持つ[[回転運動]]エネルギーがコイルが作る[[磁場]]エネルギーと等価な概念と言える。}}