「楕円幾何学」の版間の差分

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== 概要 ==
楕円幾何学は、'''[[平行線公準]]'''あるいは'''{{仮リンク|平行線公理|en|Parallel postulate}}'''とも呼ばれる[[エウクレイデス|ユークリッド]][[ユークリッド原論|原論]]における第5公準「任意の直線上にない一点を通る平行な直線がただ一本存在すること」に代わり、それを否定する公理を付け加え、その新たな平行線公理と無矛盾な体系として得られる幾何学である[[非ユークリッド幾何学]]の一つである。
 
楕円幾何学では、第5公準の代わるものとして「ある直線 ''L'' とその直線の外にある点 ''p'' が与えられたとき、''p'' を通り ''L'' に平行な直線は存在しない」という平行線公理を要請し、さらに無矛盾性を得るために第2公準「有限の直線を連続的にまっすぐ延長すること」も同時に否定される。