削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
しまあじ (会話 | 投稿記録)
+ date=2009年11月2日 (月) 09:38 (UTC)
1行目:
{{国際化|date=2009年11月2日 (月) 09:38 (UTC)|領域=日本}}
'''師弟'''(してい)とは、'''師匠'''(ししょう)と'''弟子'''(でし)の事を指す。
 
{{国際化}}
== 概説 ==
[[経験]]によって培った[[知識]]・[[技能]]などを伝授する関係で、伝授する側が師、伝授される側が弟子となる。広い分野にわたって見られ、学問の世界では[[ソクラテス]]・[[プラトン]]・[[アリストテレス]]の師弟関係が著名であり、宗教でも直接[[教祖]]の教えを受けた者は弟子と呼ばれる([[十二使徒]]、[[十大弟子]]など)。経験豊富という点から年長の立場にある人が師匠となる事が多いが、「(その世界での)経験が浅い」という尺度から必ずしも年齢で判断できない例もある([[伊能忠敬]]の[[天文学]]の師匠である[[高橋至時]]は伊能より19歳年少である。伊能が[[隠居]]してから天文学を本格的に始めたため)。弟子は師の教えを受け継ぎ発展させるが、意見の相違などから別の流派を立てることになる例もしばしばある。[[親鸞]]は[[法然]]の弟子で、自身では最後まで「自分は法然の教えを説いている」としていたが、それでも親鸞を祖とする[[浄土真宗]]は法然を祖とする[[浄土宗]]とは別の宗派として存在している。
13 ⟶ 14行目:
 
== 落語界における師弟関係 ==
{{出典の明記|section=1|date=2009年7月1日 (水) 11:08 (UTC)}}
落語界では師匠は弟子について一切の生殺与奪権を持っている。というよりも弟子は師匠の所有物である。そのため、弟子が[[真打]]になる前に[[師匠]]を欠いた場合には、たとえ本人に責はなくとも即、廃業となる(師匠が死亡した場合、師匠自身が[[破門]]された場合、師匠が協会から離脱した場合など)。また、師匠の一存で、いつでも弟子を破門することができる。その場合、その瞬間から弟子は落語界から追放され、落語家でなくなるばかりでなく、芸能界全体から追放され、芸能人でもなくなる。放送等のスケジュールがどんなに埋まっていてもすべてキャンセルしなければならない。所属事務所は彼を即時解雇する(そのような例は過去に複数ある)。