「九七式中戦車」の版間の差分

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新砲塔チハには一式四十七粍戦車砲が搭載された。この砲も肩付け式を踏襲しているが、重量増により俯仰にはハンドルを用いた。装甲貫徹能力は射程100mで55mm、射程1,000mで30mmから35mmである。したがってM4中戦車の車体側面・後面(装甲厚約38mm)やM3軽戦車の正面装甲に正撃に近い形で当たれば貫通できた。
 
アメリカ軍の情報報告書において、一式四十七粍戦車砲によりM4A3の装甲を射距離500yd(約457.2m)以上から貫通することが可能(貫通可能な装甲箇所は記述されておらず不明)と記述され、実戦では一式四十七粍戦車砲による約30度の角度からの射撃(射距離150~200yd:約137.1~182.8m)によりM4中戦車の装甲は6発中5発が貫通(命中箇所不明)したとの報告の記述がある<ref name="jptankchiha01" />。また同報告書は、最近の戦闘報告から47mm砲弾の品質が以前より改善されたことを示している、との記述がある。射撃速度は毎分10発を射撃可能であった。行進射の半数必中界は射程500mで上下92cm、左右75cmであった。しかしそれでも次第に強力化していく米軍戦車には太刀打ちできぬ性能でしかなく、一部の熟練兵でも無ければM4とはまともな戦闘行動は取れなかった。
 
{{要出典範囲|date=2012年1月|しかし、一部の熟練兵でも無ければM4とはまともな戦闘行動は取れなかった}}し、M4中戦車に続いて配備されたM26戦車(少なくとも硫黄島の戦いに参加)を撃破するには不足している性能でしかないと推測される。
 
== 機動力 ==