「交響曲第5番 (マーラー)」の版間の差分

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第3楽章
 
時として冗長と評されるこの楽章だが、シェルヘンは819小節のうち実に491小節をカット。原曲の形式は、A、B、A`'、トリオ、A``''、B`'、コーダだが、カットにより、A、B、A``''、コーダというすっきりした形になっている。また、764小節の打楽器を、弦楽器の胴を叩く特殊奏法(ノックザボディ)に変更しており、マーラーらしからぬ響きを醸し出している。
 
第4楽章
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第5楽章
 
719小節のうち208小節をカット。原曲の大まかな形式は、A、B、C、A`'、B`'、C`'、B``''、B```'''、C``''、B````''''、A``''、コラールとコーダだが、カットにより、A、B、C、A`'、B`'、C`'、B``''、B````''''、A``''、コラールとコーダという形になっており、好意的に見れば後半の冗長さが解消されている。
 
== 参考図書 ==