「成人向け漫画」の版間の差分

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成人向け漫画は、[[アダルトゲーム]]と連携して発展してきた。光栄マイコンシステム(現・[[コーエー]])の「[[ストロベリーポルノシリーズ|ナイトライフ]]」が日本最初のアダルトゲームとされているが、ゲーム性はなく、実用ソフトとも言えるものであった。その後、{{和暦|1982}}、[[九十九電機]]が野球拳ゲームを、また[[パソコンショップ高知]] (PSK) が「ロリータ野球拳」を発売するが、前者は[[漫画家]]の[[槙村ただし]]が作成したソフトで、後者はタッチが吾妻ひでお風であった。このように、アダルトゲームは草創期からアニメ調の絵柄が受け入れられてきた。これは、成人向け漫画の購買層と重なる。極初期には、劇画調のアダルトゲームもあったが、現在はほとんどすべてがアニメ調のゲームである。
 
その後、多数の[[アダルトゲーム]]が発売されるが、成人向け漫画の作家と、ゲームの原画家や彩色家、シナリオ作家などと多くの人材の交流が行われている。また、ヒットしたアダルトゲームの漫画化なども行われている。ただし、成人向け漫画は、毎回性的描写を入れつつ、雑誌に一話ずつ掲載するのが主な発表形式であり、アダルトゲームを漫画化した場合は性的描写不足になりがちなため、性的描写を無くして一般向け漫画にする場合の方が主流である。また、アダルトゲームの漫画作品化については、大半がアニメ化など、何らかの別のメディアミックス企画やその構想に関連し、アニメ化など関連作品の展開を見据えた動向調査などの役割も持っている事が多く、この様な性格を持つ作品の大半では、性的要素が排除される。
 
[[アダルトアニメ]]との連携も大きい。アダルトアニメの原作として、成人向け漫画が選択されることもある。