「豊川市主婦殺人事件」の版間の差分

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== 事件の背景 ==
男子高校生(当時17歳、高校3年生)が[[主婦]](当時68歳)を40ヶ所も刺して殺した<ref name="佐野(2008)68">[[#佐野(2008)|佐野(2008)、p.68]]</ref>うえに、夫にも重傷を負わせた。その後、前もって竹藪に隠してあった服に着替えて逃走したが、被害者宅竹藪に自分の鞄を置き忘れていった<ref>[[#佐野(2008)|佐野(2008)、pp.68-69]]</ref>。
 
犯人の高校生は、動機として「殺人の体験をしてみたかった('''人を殺してみたかった''')」<ref name="佐野(2008)">[[#佐野(2008)|佐野(2008)、p.65]]</ref>「未来のある人は避けたかったので老女を狙った」と供述していた<ref name="佐野(2008)68"/>が、学校内ではソフトテニス部に所属し、後輩からの信頼も厚く、しかも極めて成績優秀であると見られていたため、その評判と犯罪行為との乖離が疑問とされた。そのため精神鑑定がなされ、一回目の鑑定では「分裂病質人格障害か分裂気質者」と出されたが、二回目の鑑定では「犯行時は[[アスペルガー症候群]]が原因の心神耗弱状態であった」出され、二回目の鑑定を認定し、2000年12月26日に[[名古屋家庭裁判所]]は[[医療少年院]]送付の保護処分が決定した。二回目の鑑定医師団には[[児童精神医学]]の専門医が鑑定団の一人として加わっていた。