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: [[硫酸塩鉱物]] ~ [[藍方石|アウイライト]] (Na,Ca)<sub>4-8</sub>Al<sub>6</sub>Si<sub>6</sub>(O,S)<sub>24</sub>(SO<sub>4</sub>,Cl)<sub>1-2</sub>
:: アウイライトはケイ酸塩、硫酸塩、塩化物から構成される固溶体。-->
:; 結晶構造による分類
::鉱物結晶由来の石は、一つの大きな結晶からなる単結晶と、複数の小さな結晶粒が無数に集合して成立する多結晶の二つに大別される。多結晶に分類される石は、その全てが不透明~半透明であり、結晶と結晶の間に隙間を有する([[多孔質]])ため、染料などで染めやすいといった特徴がある。このような多結晶の石を集合体と呼び、構成する結晶粒の大きさにより、それぞれ顕晶質(結晶粒を肉眼で確認できる)、微晶質(結晶粒を顕微鏡下で確認できる)、潜晶質([[直交ニコル]]顕微鏡下でのみ結晶粒が確認できる)と呼んで区別する。
::* 単結晶 - ダイヤモンド、サファイアなどよく知られた透明な鉱物結晶宝石。
::* 顕晶質集合体 - 水晶の群晶([[クラスター]])など。置物などにはされるがあまり装身用のジュエリーにはならない。
::* 微晶質集合体 - アヴェンチュリン、クォーザイトなど。
::* 潜晶質集合体 - カルセドニー(玉髄)、ターコイズ(トルコ石)など。
; 固溶体(混晶)
: [[ペリドット]] (Mg,Fe)<sub>2</sub>SiO<sub>4</sub>
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; その他
: キュービックジルコニア([[二酸化ジルコニウム]]と安定化剤の混合物)、[[隕石]]など。
 
=== 生成要因による分類 ===
; 天然宝石