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== スタイル・機構 ==
1976年にBMWモータースポーツ(現[[BMW M]])は、当時[[ポルシェ・934]]や[[ポルシェ・935]]の独場だったグループ4およびグループ5シルエットフォーミュラを制するため'''E-26'''の開発を始めた。
 
当初想定されていた自社製のV型12気筒4.5Lエンジンは、大きく重く明らかにエコロジーとは無縁であったため、[[オイルショック]]の風が吹く中一般世論に反するものとして葬り去られることになり、代わりにヨーロッパツーリングカーレース用に開発されたM-88型3453cc直列6気筒DOHCエンジンがクーゲルフィッシャーの機械式[[燃料噴射装置|インジェクション]]と組み合わせ採用された。このユニットは長大でありその結果ホイールベースの延長という弊害をもたらしたが、潤滑系統に[[ドライサンプ]]方式を採用することによりエンジンの搭載位置を大幅に下げ重心を低くすることを可能とした。そのためクランク軸は地上から18.5cmに設定されている。圧縮比9.0で277馬力/6500rpmのロード仕様、圧縮比11.5で470馬力/9000rpmのグループ4仕様、3153ccにKKKターボを装着し850馬力/9000rpmのグループ5仕様が用意された。