「プログラム内蔵方式」の版間の差分

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プログラムを置く直接の記憶装置が、[[CPU]]が普通に読む(読み書きする)電子的(ないし電気的)な主記憶か、そうでない[[補助記憶装置|補助記憶]]か、という点は、今日そんなデザインはまずないが、この分類では重視する。次のような歴史的理由による。
 
歴史的には、初期のプログラム可能な駆動型の計算機には、主記憶(ROM含む)は[[データ]]の置き場としてのみ使い、プログラムは全て[[パンチカード]]や[[紙テープ|鑽孔テープ]]のような補助記憶で与えられ、それを直接読み込みながら実行する、というものがあった。当然ながら[[分岐命令|ジャンプ]]が極端に制限されるなどプログラミング的に非常に制限され、プログラムの実行速度が読み込み装置の速度に制限されるため、すぐに古いデザインとみなされるようになった。そのような設計を、プログラム内蔵方式でない、とする分類であった。電子式でない、リレーを使ったコンピュータなど、機器自体の動作が紙テープリーダと比してたいして速くなく、素子のコストが記憶装置として使うには高い機械では、テープを直接実行するものが多かった<ref>[[高橋秀俊]]『電子計算機の誕生』 p. 31 から引用「リレー計算機でこの方式を採用したものはない」</ref>
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元の内容は以下のようだったのですが、英語版の内容と一致しませんし、計算機科学者一般の認識とも違うように思います。とりあえず全面的に書き換えました。
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このように「プログラム内蔵」は厳密な意味で用いることのできない言葉であるため技術用語、専門用語としてはあまり使えない。きわめて曖昧な意味で使われている。
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== 脚注・文献 ==
 
<references/>
 
{{Computer-stub}}