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三宝とは仏([[釈迦]]など諸仏)・法(経典)・僧を指し、本書はその功徳について述べたもの。上巻13話は釈迦の[[本生譚]]。中巻18話は本朝の高僧伝などで、内17話までが『[[日本現報善悪霊異記|日本霊異記]]』からの引用。下巻は年中の仏事(法会)の来歴・作法を月次に解説。三巻はそれぞれ、「昔」、「中頃」、「今」の時代に対応する。
 
伝本の形態には平仮名(関戸本)、変体漢文(前田家本)、漢字片仮名(観智院本)の別がある。
 
全部ではないが、[[源俊頼]]の[[書道|書]]として伝えられる。書風は温雅、清楚で気品も高い。奥書きに「保安元年([[1120年]])六月七日書うつしおはりぬ」とある。