「ロマンス諸語」の版間の差分

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対立する2つの見解に、それぞれ要出典を付けました。どちらが一般的な見解なのか、はっきりしてほしいですね。
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'''ロマンス諸語'''は[[インド・ヨーロッパ語族]][[イタリック語派]][[ラテン・ファリスク語群]]に属する言語のうち、[[ラテン語]]の口語である[[俗ラテン語]]に起源をもつ[[言語]]の総称である。'''ロマン諸語'''、'''ロマンス語'''、'''ロマン語'''とも言う。
 
{{要出典範囲|date=2012年1月|通常、[[西ローマ帝国]]崩壊のころ以降の言語を指し、俗ラテン語自身は含まれない。そのため、'''ロマンス語派'''、'''ロマンス語群'''などと呼ぶのは、適切ではない}}{{要出典範囲|date=2012年1月|ただし、俗ラテン語を含めることもあり、その場合、ロマンス語群とも呼ぶ}}。また、ラテン・ファリスキ語群のことをロマンス語群、イタリック語派のことをロマンス語派と言うこともある。
 
[[方言連続体]]についての論議の際、しばしばロマンス系諸語の近似性について言及される。これは近代言語学の父・[[フェルディナン・ド・ソシュール]]が[[一般言語学講義]]の中で[[フランス語]]と[[イタリア語]]は一つの方言連続体であり、「明確な境界線を引くことは難しい」と記している事からも窺える。ロマンス諸語は個々の言語である前に[[ラテン語]]の[[方言]]であるともいえる。