「審議拒否」の版間の差分

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与党の強引な議事運営に関しては強行採決と批判する人は多い。しかし、それに対しては、議題の採決になった場合に与党議員を造反させて議題を否決する工作を殆ど念頭においておらず、野党の対応への批判もある。
 
審議拒否に関する考え方は野党間でも温度差がある。野党時代の[[民主党 (日本 1998-)|民主党]]や[[自由民主党]]が審議拒否を多用するのに対し、[[日本共産党]]は概して審議拒否には批判的であり、他の野党が審議拒否をする中、与党と共産党だけで審議が行われるのは国会ではよくあることである。
 
与党が審議拒否をすることがある。与党が提出した全ての重要案件の採決が終了した後、与党にとって審議されたくない案件が議題とされそうな時はその案件を議題としないように審議拒否に出る。与党の審議拒否は与党委員が委員会の過半数を占めている場合、与党全員が欠席すれば定足数(委員の半数)を満たさなくなるため、委員長が野党出身であっても法的に強行審議を行うことができない(しかし、ねじれ国会下の参議院で野党が過半数を占めている場合はこの手法を用いることはできない)。