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==== 制約と誓約と覚悟 ====
念能力を使用する際に、あらかじめ制約(ルール)を決めて、それを遵守すると心に誓う。その制約が厳しいほど、使う技は爆発的な威力を発揮する。厳しい制約はイコール破ったときのリスクの厳しさであり、誓約を破ればその反動で能力やその者の命すら失う危険性があるなど、[[ケルト神話]]の[[ゲッシュ]]によく似ている。顕著な例として、[[HUNTER×HUNTERの登場人物#クラピカ|クラピカ]]の束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)という能力がある。
 
また、覚悟やリスクが念能力の向上に繋がることは多く、[[幻影旅団#フランクリン|フランクリン]]の俺の両手は機関銃(ダブルマシンガン)のように、指先からオーラの塊(念弾)を連射する能力を、自分の指の先端を切断したという覚悟を持つ事で、さらに飛躍的に威力を上昇させ、ゴンは「念能力を失ってもいい」と覚悟し、自身の命を圧縮することにより、のちに来るであろう全盛期の肉体まで成長させ、念能力を爆発的に上昇させたなどの例もある。
 
強力な能力ほど発動条件や踏まなければならない手順が複雑になる傾向がある。このパターンの場合は破ったときのリスクが付くことは少ないが、その分条件が格段に厳しい場合が多い。例として、ゲンスルーは条件無しで掴めば何でも爆破できる「一握りの火薬(リトルフラワー)」に対し、「相手に触れてボマーう」「対象の前で能力の説明をする」「6000カウント経過するor仲間と指を合わせてリリースと言う」の3つのステップに加え、「能力者の体に触れ、ボマーつかまえたと言えば解除されるというリスクがある「命の音(カウントダウン)」の威力はおよそ10倍にも跳ね上がる。
 
キメラ=アント編ではこの「使い勝手を悪くすることで能力を強化する」という制約が多くなる。ナックルの「天上不知唯我独損(ハコワレ)」に至っては「相手の反撃をかわしつつ敢えてオーラを与える」という条件で30日間強制的に相手を絶の状態にするという能力を実現している。