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== 来歴・人物 ==
[[東京女子高等師範学校]](現[[お茶の水女子大学]])を卒業後、聾唖学校の教師となる。この時、取材に訪れた[[川端康成]]と知り合い、[[北条誠]]を川端に紹介する。結婚後、[[中華人民共和国|中国]]に4年滞在。{{和暦|1948}}から{{和暦|1956}}まで、[[日本放送協会|NHKラジオ]]番組『私の見たこと、聞いたこと』のレポーターを担当し、主婦の視点から見た日本の現状をわかりやすく説明した。{{和暦|1954}}にラジオ番組「私の見たこと聞いたこと」で第2回[[日本エッセイスト・クラブ賞]]を受賞(書籍ではなく、ラジオに対しての授与)
 
その後[[TBSラジオ&コミュニケーションズ|ラジオ東京(現TBSラジオ)]]で『[[秋山ちえ子の談話室|昼の話題→秋山ちえ子の談話室]]』の[[ラジオパーソナリティ|パーソナリティ]]を{{和暦|1957}}から45年間毎日担当。{{和暦|2002}}に帯番組終了後も毎週日曜日に放送している続編『[[秋山ちえ子の日曜談話室]]』として続いていたが、それも{{和暦|2005}}[[10月2日]]をもって終了した。この番組について報道機関各社の説明では「当初から3年間限定と決めていましたし、どこかでパッとやめた方が自分の信条に合っています」としている。このラジオ番組の回想録「風の流れに添って(ラジオ生活57年)」が{{和暦|2005}}10月2日の放送最終日に[[講談社]]より出版された。現在は後進の師弟の訓育などに尽力。ラジオパーソナリティは引退したが、毎年8月15日(終戦記念日)に童話「かわいそうなぞう」をラジオで朗読することは『大沢悠里のゆうゆうワイド』(TBSラジオ)で引き続き行っている。
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また、古巣のNHKでも{{和暦|2005}}[[12月]]に[[NHKラジオ第1放送]]「[[きょうも元気でわくわくラジオ]]」に出演したことが縁で、{{和暦|2006}}4月から{{和暦|2008}}3月の放送終了まで、村上信夫アナウンサー司会週の放送回に不定期ながら出演している。この出演から、童話「かわいそうなぞう」の朗読も毎年8月NHKで行われるようになった(2011年は急病のため、出演を断念し朗読CDが流されている)。
 
{{和暦|1954}}に「私の見たこと聞いたこと」で第2回[[日本エッセイスト・クラブ賞]]を受賞するなど、文章にも定評があり「喋るエッセイスト」とも称されている。
 
{{和暦|1991}}に第39回[[菊池寛賞]]、{{和暦|1997}}には[[東京都文化賞]]を受賞。