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'''水間寺'''(みずまでら)は、[[大阪府]][[貝塚市]]にある[[天台宗]]別格本山の[[寺院|寺]]。[[山号]]を龍谷山と称し、[[本尊]]は[[聖観世音菩薩]]。'''水間観音'''とも称される。
 
== 札所 ==
* [[新西国三十三箇所|新西国三十三箇所観音霊場]]第4番
* [[和泉西国三十三箇所]]第26番
* [[神仏霊場巡拝の道]] 第53番
 
== 歴史 ==
寺伝によれば、[[天平]]年間(729([[729-749]]-[[749]])に[[聖武天皇]]の勅願により[[行基]]が開創したものという。中世には貴賎の信仰を集め、[[江戸時代]]には[[岸和田藩]]主[[岡部氏 (藤原南家)]] の帰依を受け、寺運は隆盛した。現在の堂宇は江戸時代後期(1811([[1811]]([[文化 (元号)|文化]]8年)に再建されたものである。
 
[[江戸時代]]には[[岸和田藩]]主の手厚い保護で栄えた寺で、[[1925年]]([[大正]]14年)に参拝客を運ぶために「[[水間鉄道]]」が開通した。
 
病床の[[聖武天皇]]の夢に現れた[[観音菩薩]]を求め、[[行基]]が2つの川が合流する「[[水間]]」にやってくると観音の化身である16人の[[童子]]に遭遇、誘われて滝に向かうと竜神が現れ聖観音像を授けられたと伝わっている。その滝は、現在の本堂の裏を流れる小川にあったらしく、現在は岸辺に設置されたフェンスに「聖観音菩薩出現の滝」と墨でかかれたボードが設置されている。
その滝は、現在の本堂の裏を流れる小川にあったらしく、現在は岸辺に設置されたフェンスに「聖観音菩薩出現の滝」と墨でかかれたボードが設置されている。
 
== 文化財 ==
* 水間寺本堂附棟札(市有形文化財 (建造物)
* 水間寺三重塔(市有形文化財 (建造物)
* 水間寺護摩堂(市有形文化財 (建造物)
* 水間寺行基堂(市有形文化財 (建造物)
* 水間寺弁財天宮殿(市有形文化財 (建造物)
* 水間寺千本搗餅つき(市無形民俗文化財)
 
== 交通 ==
[[水間鉄道]] [[水間観音駅]]から徒歩7分
 
==水間寺の写真==
<gallery>
ファイル:Mizumadera hondo.jpg|本堂
Fileファイル:Mizumadera kyodo.jpg|経堂
Fileファイル:Mizumadera bonsho.jpg|梵鐘
Fileファイル:Mizumadera shokanzenon shutugenno taki.jpg|聖観世音出現の滝
Imageファイル:Mizumadera005.JPG|太鼓橋(東)
Imageファイル:Mizumadera006.JPG|太鼓橋(西)
</gallery>
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== 外部リンク ==
* [http://www.mizumadera.or.jp/ 水間寺公式ホームページウェブサイト]
* [http://www.y-morimoto.com/s_saigoku/s_saigoku04.html 水間寺解説HP受け部サイト]
* [http://www.city.kaizuka.lg.jp/ 大阪府貝塚市の公式ウェブサイト]
* [http://www.suitetsu.com/ 水間鉄道株式会社]
 
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