「ノーマン・フィンケルスタイン」の版間の差分

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その後、アメリカ国内でもこの本が取り上げられるようになると、批判の対象となったユダヤ人団体[[名誉毀損防止同盟]](ADL)等は、“[[ホロコースト否定論]]者・[[歴史修正主義]]者や反ユダヤ主義者を利する行動をとっている”、“自己嫌悪のユダヤ人だ”などとして、フィンケルスタインを強く非難した。事実、ホロコースト否定論者や反ユダヤ主義者たちは自らの主張に説得力を持たせるために、ホロコーストの事実を否定していないフィンケルスタインの本意から離れた形で、彼の議論を利用している現状がある。一方で、著名なホロコースト研究者の[[ラウル・ヒルバーグ]]<ref>http://democracynow.jp/stream/070509-2/</ref>や、フィンケルスタイン自身が強く影響を受けたと公言している[[ノーム・チョムスキー]]等は、彼の議論を支持している。
 
== アラン・ダーショィッツとのトラブル ==
2005年に発表した『イスラエル擁護論批判』では、著名な弁護士として知られる[[アラン・ダーショヴィッツ]](ハーバード大学法学教授)が発表して話題となったイスラエル擁護の書『Theケース・フォー・イスラエル―中東紛争の誤解と真実 case for Israel』に対して、虚偽に満ちているとして徹底した批判を展開したが、『イスラエル擁護論批判』出版に際してはダーショヴィッツとの間に様々なトラブルが発生した。
 
ダーショヴィッツは“フィンケルスタインのしていることは中傷であり、学術的研究には当たらない”と主張し、『イスラエル擁護論批判』の出版差し止めを[[シュワルツェネッガー]]・[[カリフォルニア州]]知事に依頼したり<ref>http://www.normanfinkelstein.com/article.php?pg=11&ar=34</ref>、出版元の[[カリフォルニア大学]]出版局に高額訴訟をほのめかす等の行動をとっている。また出版後には、准教授を務めていたシカゴの[[デポール大学]]で間近に迫っていた終身在職権(テニュア)の取得が大学上層部によって急遽否決されるという事件があり、結局フィンケルスタインは同大学を退職する結果となったが、フィンケルスタイン側はこの件にもダーショヴィッツのロビイングが関与していたとしている。<ref>TENURE DENIED http://www.normanfinkelstein.com/article.php?pg=11&ar=1070</ref><ref>http://democracynow.jp/stream/070417-1/</ref>。