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灰白色または薄い黄色で、湿って押し固められた粉のようなものか、粘土状のものが生ずる。時にチーズに似た異臭を発する。主に生じる部位として、[[男性器]]の場合は[[包皮]]に覆われた[[陰茎#亀頭と包皮|亀頭]]部分に、[[女性器]]の場合は[[陰核]]周辺と[[大陰唇]]と[[小陰唇]]の間がある。
臭いや[[合併症]]を防ぐためにも、入浴の際には恥垢のたまりやすい部所を洗浄する習慣を身につけておきたい。男性器の場合は包皮の内側にたまりやすいので、包皮から陰茎を露出して洗浄する。女性器は日常的に殺菌の役割を果たす分泌物が出ているため、粘膜を傷つけることがないよう、こすり洗いは避けて石鹸で軽く洗い流す程度にする。
ケアを怠ると恥垢は性器周辺にたまってゆく。[[菌]]・[[カビ]]・一部の[[ウイルス]]による[[炎症]]様症状の発症や、[[性器カンジダ症]]、[[性器ヘルペス]]、[[陰茎ガン]]、[[尖圭コンジローマ]]を始めとする[[性感染症]]の温床となり、さまざまな病気を引き起こすことになる。
社会的性行為における恥垢の位置づけとしては、特定の趣味嗜好を持つ人を除き、性器を清潔に保ち恥垢がケアされた状態で性行為が行われるほうが一般的だと思われるが、プライベートな問題なので人や程度にもよるだろう。恥垢を除去して性行為に臨むことは、汚れた手で握手をしないのと同じくらいに常識的なマナーであると考えたい。