「キノコの部位」の版間の差分

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=== クランプ ===
[[Image:Hypha Lentinula edodes siitake 00.jpg|right|220px|thumb|シイタケの柄を構成する菌糸<br>中央付近に'''かすがい連結'''が認められる]]
担子菌類のキノコを構成する[[菌糸]]を顕微鏡下で観察すると、菌糸の隔壁部分の側面に小さなこぶ状の突出部が見られる。これを'''クランプ・コネクション'''(clamp connection)という。略した'''クランプ'''(clamp)の呼称がポピュラーに用いられ、日本語では'''かすがい連結'''あるいは'''嘴状突起(しじょうとっき)'''の語が当てられる。担子菌類の[[二核菌糸]]に特徴的な構造で、一つの細胞の内部に個以上のが共存する状態([[重相]])を維持しつつ[[体細胞分裂]]をおこなうために、核が移動した痕跡である。これが見られれば二核菌糸であるとの判断ができる。ただし、種によっては、二核菌糸であってもこれを作らない例もあり、キノコの部位によってこれを形成したりしなかったりする種もしばしばある。[[ヒダハタケ科]]の種やアセハリタケ''Climacodon pulcherrimus'' (Berk. & Curt.) Nicol. では、一箇所の隔壁部に二つのかすがい連結を生じることがあり、これを'''ダブルクランプ'''('''二重クランプ''')と称する。なお、[[子嚢菌類]]に対して形成この語は適用されないのが慣例である
 
=== シスチジア ===
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