「シュタイニッツ・ディフェンス」の版間の差分

'''シュタイニッツ・ディフェンス''' (Steinitz Defence) は、[[チェス]]の[[オープニング (チェス)|オープニング]]の1つで、 [[ルイ・ロペス]]の変化の1つである。右図がシュタイニッツ・ディフェンスの基本形で<ref name="定跡と戦い方 61-62頁">『定跡と戦い方』、61-62頁。</ref>、基本形までの手順は1．e4　e5　2．Nf6　Nc3　3．Bb5　d6である<ref>『定跡と戦い方』、57、61-62頁。</ref>。初代[[チェスの世界チャンピオン一覧|公式世界チャンピオン]]の[[ヴィルヘルム・シュタイニッツ]]が好んで指したことからこの名前が付いた<ref name="定跡と戦い方 62頁">『定跡と戦い方』、62頁。</ref>。

白の5手目で5．deと指した場合、黒が5．…　deと指せば形勢互角<ref name="定跡と戦い方 62頁"/>。しかし5．…　Nxe5と指すと6．Nxe5　de　7．Qd5と進行し白が有利になる<ref name="定跡と戦い方 62頁"/>。この手順の途中で6．…　Bxb5?と指すと7．Nxf7で黒は[[ポーン]]を損する<ref name="定跡と戦い方 62頁"/>。