「プエラリア」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
{{lang-th|กวาวเครือ}}(ガウクルア、クワーオクルア、グアオークルア)、内部リンク植物性エストロゲンショ糖 、植物性エストロゲ...
成分
14行目:
}}
'''プエラリア'''([[学名]]:{{Snamei||Pueraria mirifica}})は、[[タイ王国|タイ]]北部や[[ミャンマー]]の山岳地帯など、[[亜熱帯]]地域の落葉樹林に自生する[[マメ科]][[クズ属]]の[[植物]]。赤いグワオーデン、黒いグワオーダム、白いグアオークルアの3種類が有る。 [[塊根]]に含まれる成分は[[スクロース|ショ糖]] (砂糖)・[[食物繊維]]が大部分だが、[[女性ホルモン]]に似た作用を持つ[[フィトエストロゲン|植物性エストロゲン]]・[[イソフラボン]]が含まれており、含有量は[[大豆]]のほぼ40倍にも達する。
 
== 成分 ==
プエラリアには、[[プエラリン]]、[[ダイジン]]、[[ゲニスチン]]、[[ダイゼイン]]、[[ゲニステイン]]といった[[フラボノイド]]を含有する。<ref>{{Cite journal|author=Cherdshewasart W|coauthors=Subtang S, Dahlan W.|year=2007|month=Jan|title=Major isoflavonoid contents of the phytoestrogen rich-herb Pueraria mirifica in comparison with Pueraria lobata.|journal=J Pharm Biomed Anal.|volume=43|issue=2|pages=428-34|id=PMID 16930918|accessdate=}}</ref>
 
[[エストロゲン]]を活性化する[[誘導体]]は[[ゲニステイン]]、[[ダイゼイン]]に大別できるが、プエラリア・ミリフィカは、より活性の強い[[類縁体]]・[[ミロエストロール]]や[[デオキシミロエステロール]]が含まれ、[[更年期障害]]の軽減や、[[ホルモン置換療法]]、他にも女性の美肌作用などに効果が期待できるとされる。
34 ⟶ 37行目:
とあるDNA調査の結果では、日本で販売されているプエラリア・ミリフィカ含有をうたった製品のうち、約半数にはプエラリア・ミリフィカのDNAは存在せず、ほとんどの製品はとうもろこし等の異物のDNAが検出された、という結果もあるそうだ。
 
日本では、[[2006年]]「寒冷地においての栽培法」に関する特許出願がなされた<ref>JP 特許公開2007-89568『プエラリア・ミリフィカの栽培方法』西田嶺明、公開日2007年4月12日、出願日2006年8月8日。</ref>。 日本国内で栽培を成功させている兵庫県[[和田山町]](現・[[朝来市]])の[[和田山町特産物市場組合]]が、[[神戸大学]]との協力により、プエラリア・ミリフィカの学術的な研究を行っている。
 
== 脚注 ==
{{Reflist脚注ヘルプ}}
{{Reflist|2}}
 
== 関連項目 ==