「デスティニープラン」の版間の差分

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* 監督の[[福田己津央]]は放映終了後のいくつかのインタビューにおいて「あえてデスティニープランは間違っている内容であると、小中学生にもわかる形で描いた」「同じ遺伝子を持つ[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]と違った答えを出した[[レイ・ザ・バレル|レイ]]、これはプランが間違いであったと表現したもの」と言っている。しかし「デュランダルという実行者を失ってもデスティニープランという政策自体は人々に知れ渡ってしまったので、また次の実行者が現れるかも知れず、消滅したわけではないからやっかいである」という趣旨の内容を発言している。
* オフィシャルファイルマガジン『機動戦士ガンダムSEED DESTINY OFFICIALFILE キャラ04』に掲載されたミニコーナーでは[[ラクス・クライン|ラクス]]がデスティニープランについて語る記述があり、この中でラクスは上記の「自由意思の封殺」以外にも「遺伝子レベルでの格差の発生」および「現段階における遺伝子解析技術の不確実性」と言ったその他の問題点もいくつか指摘している。
* アニメ終了後に発売された『[[スーパーロボット大戦L]]』では異世界からの侵略者である[[鉄のラインバレル|セントラル]]への防衛手段という独自の解釈がなされており、全ての人の前にレールを敷くと言う概要こそ変わらないものの、主目的としてアニメでは不明瞭だった「[[SEED (ガンダムシリーズ)|SEED]]保有者や[[ゼントラーディ人|ゼントラ化]]に適した遺伝子を持つ者による特殊部隊の設立」などプラン案もいくつか挙げられ具体的な目的が示されていた。
 
== 劇中での動向 ==
ギルバート・デュランダルによるデスティニープランの発表後、世界中が一時的に混乱と困惑の空気に包まれ、地球連合全体としては事実上の無視を決め込むが、加盟国のうち、真っ先に[[オーブ連合首長国|オーブ]]と[[コズミック・イラの勢力#スカンジナビア王国|スカンジナビア王国]]の二ヶ国のみが明確にこのプランへの反対を表明した。またアルザッヘル基地の地球連合軍も艦隊を出撃させるなど、プランへの反対の姿勢を示すも、これに対しデュランダルは連合軍より鹵獲した[[地球連合軍の艦船及びその他の兵器#レクイエム|レクイエム]]をもって艦隊及びアルザッヘル基地を攻撃し、同基地に赴いていたジョゼフ・コープランド[[大西洋連邦]]大統領もろとも消滅させるという強硬な姿勢を露わにした。そしてこの事がオーブ、地球連合およびクライン派とザフトの対立を決定的なものにする。
 
その後、アルザッヘル基地に対するレクイエム照射を理由にオーブ・地球連合・クライン派の連合部隊がレクイエムに駐留するザフト艦隊に攻撃を仕掛けたことにより[[コズミック・イラ#メサイア攻防戦|メサイア攻防戦]]が発生する。連合部隊の攻撃により機動要塞[[コズミック・イラの施設#メサイア|メサイア]]が陥落し、デュランダルは死亡した。その結果デスティニープランは推進者を失い計画は頓挫した。