「ドイツワイン」の版間の差分

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ブドウ畑は川に面した南向きの斜面に位置していることが多い。直射日光だけでなく川からの反射光も取り入れられるので日照量を確保できる上、川から発生する[[霧]]で寒さから畑を守れるからである。ブレマー・カルモント(モーゼル)のように最大傾斜70度近くある畑も存在し、土壌の性質と相俟って、味に張りのあるワインが多い。
 
また、ドイツワインはドイツ国外においては甘口のイメージが強いが、それは最大の輸出先であった[[アメリカ合衆国|アメリカ]]が甘口を好んだため、輸出向けのものが甘口主体となったことが原因である。
 
日本では、第二次世界大戦後、カメラの[[ライカ]]を扱っていた[[シュミット商会]]社長[[井上鐘]](あつむ)が高級ドイツワイン輸入を始めた。その遺志を受け継いだ[[古賀守]]等の尽力により、1985年の[[ジエチレングリコール]]混入事件頃まで、ドイツワインは国別輸入量トップの地位にあった。世界の耕作面積で1~2パーセント、生産量で3~4パーセントのドイツワインがトップになった理由としては、ドイツに対するイメージ、生産国供給余力の問題、日本人の嗜好等様々な理由が考えられるが、繊細さ、品質の一定さ、判り易さが評価されたことは言うまでもないであろう。