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'''銀行学派'''(ぎんこうがくは banking school)とは[[19世紀]]前半の[[英国]]における経済学派の一派。'''銀行主義者'''とも。[[1844年]]成立の「[[ピール銀行条例]]」を巡り、銀行券発行量を発券銀行の金保有高と一致させるべきという[[通貨学派]]の主張に対して論戦を張った。学派の主要人物としては[[トーマス・トゥック]] ([[:en:Thomas Tooke]])、[[ジョン・スチュアート・ミル]]らがいた。
 
彼らは、[[銀行券]]が金準備を超えて過剰に発行された場合、[[インフレ]]懸念が発生すると預金者は銀行券の償還(金地金への交換)をすすんで行おうとするため、通貨発行高の問題は自然と解決されると主張した。