「チェーディ国」の版間の差分

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ウパリチャラ・ヴァス王(उपरिचर वसु)は、[[プール族]]に属するチェーディ国王である。「[[インドラ|インドラ神]]と親しかった」と言われ、国力が強大であったことを窺わせる。ウパリチャラ王の治世には、鉱産物や農産物によって、国が潤っていたと伝えられている。コーラーハラ山を流れていたスークティマティー川を掘削して流路を変え、灌漑用水を整備して、首都スークティマティーを建設した。
 
ウパリチャラ王は、王子を総督として国内各地に派遣し、広大な領域を支配した。{{仮リンク|ブリハドラタ|en|Brihadratha}}王子(बृहद्रथ)により統治された[[マガダ国]]をはじめ、各国はウパリチャラ王に臣従し、帝国のような領域を形成していた。ウパリチャラ王は、金の布や花輪などで飾られた竹の柱を立ててインドラ神を祀った大祭を、毎年挙行したことで有名である。また、特殊な[[チャリオット|馬曳戦車]]に乗っていた。
 
ウパリチャラ王の妃ギリカー(गिरिका)は、コーラーハラ山の渓谷地方出身で、その兄は将軍に任命されていた。ヤムナー川の漁民出身の妃もおり、その妃との子たちが、[[マツヤ国]]の始祖となり、漁民たちがヤムナー川流域に広く展開する契機となった。