「朝鮮語の文法」の版間の差分

主体敬語（{{lang|ko|주체높임법}}）は話し手が文の主体となる話題中の人物を高める文法カテゴリーをいい、語幹に先語末語尾{{lang|ko|-(으)시-}}{-si-}を後続させることで表される。日本語文法の[[尊敬語]]「お～になる」「～れる・られる」に相当する。このとき{{lang|ko|-시-}}が付けられるのに呼応して、主格助詞（日本語の「が」に相当）が{{lang|ko|-이/가}}{-i/ga}が{{lang|ko|께서}}{-ggeseo}（目上にのみ使う主格助詞）に替えられたり、呼称に{{lang|ko|-님}}{-nim}（日本語の「様」に相当。ただし人名に直接はつけられず必ずその肩書きにつく。家族呼称以外に先生、社長、理事、監督、作家、弁護士、検事、牧師、将軍、大元帥…など適用範囲が広い）が付けられることがある。