「クレメンゼン還元」の版間の差分

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'''クレメンゼン還元'''(&mdash;クレメンゼンかんげん、Clemmensen reduction)は[[亜鉛]][[アマルガム]]を用いて[[塩酸]]などの強酸性の[[溶媒]]中で[[ケトン]]や[[アルデヒド]]の[[カルボニル基]]を[[還元]]して[[メチレン基]]にする[[化学反応]]である<ref>総説: Martin, E. L. ''Org. React.'' '''1942''', ''1'', 155.</ref><ref>総説: Vedejs, E. ''Org. React.'' '''1975''', ''22'', 401.</ref>。
 
[[Image:Clemmensen Reduction Scheme.png|center|300px|クレメンゼン還元]]
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しかし、[[アルコール]]はこの条件ではメチレン基へと還元されないため、アルコールは[[反応中間体]]ではないと推定されている。
カルボニル基の還元により、Zn-C-OH の構造が生成した後、これからヒドロキシ基が脱離して[[カルベン錯体]]のようになり、これがプロトン化されてメチレン基となる機構が提唱されている。
 
== 関連項目 ==
* [[ウォルフ・キッシュナー還元]]
 
== 参考文献 ==
<references />
 
== 関連項目 ==
* [[ウォルフ・キッシュナー還元]]
 
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