「オガム文字」の版間の差分

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{{音素文字}}
'''オガム文字'''(-もじ、Ogham){{en|Ogham}})は、[[中世]]初期に[[古アイルランド語]]の表記に用いられた[[アルファベット]]である。[[アイルランド島]]と、[[アイリッシュ海]]周辺の[[ウェールズ]]、[[スコットランド]]などに残された[[碑文]]に見られる。
 
[[4世紀]]またはそれ以前に発生したと考えられ、5-6世紀に盛んに用いられた。横線を基準としてその上下に刻んだ、縦または斜めの直線1-5本ほどで構成され、直線的で比較的単純な形をしており、線の数で音の違を表現するなどの特徴がある。一種のアルファベットであることから、[[ラテン文字]]をもとにして作られたという考えが有力で、4世紀頃にアイルランドで[[キリスト教]]社会が成立した頃、ここでラテン文字の影響を受けて成立したともいわれる。また[[ルーン文字]]と関係するとの考えもある。しかし形は独特で、線の数で音の違いを表現するなどの点は人工的に見える。
 
碑文は土地の所有者などについて記したものが多い。また[[ドルイド]]によって神聖視され、祭祀に用いられたともいわれる。
 
== Unicode ==
[[Unicode]] では、以下の領域に次の文字が収録されている。
{|class="wikitable" cellpadding="4" cellspacing="0" style="font-family:Arial,Tahoma,Verdana,Geneva,Helvetica,Ubuntu,Osaka,'IPA Pゴシック','Takao Pゴシック','VL Pゴシック','IPA モナー Pゴシック','梅Pゴシック','東風ゴシック','さざなみゴシック','MS Pゴシック',Quivira,'TITUS Cyberbit Basic','DejaVu Sans',Code2000,'Nishiki-teki';font-size:125%;text-align:center;"
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|}
 
== 注 ==
{{脚注ヘルプ}}
<references />
{{Reflist}}
 
==外部リンク==
*[http://www.quivira-font.com/ 対応フォント「Quivira」]
* [http://dejavu-fonts.org/ DejaVuフォント公式サイト] - [[DejaVuフォント]]のうち「DejaVu Sans」が対応
* [http://titus.fkidg1.uni-frankfurt.de/unicode/tituut.asp TITUS UNICODE FONT DOWNLOAD PAGE] - 対応フォント「TITUS Cyberbit Basic」
* {{Wayback|url=http://code2000.net/|title=Last archive copy of James Kass' website|date=20110108105420}} - 多種多様な文字を収録したUnicodeフォント「{{仮リンク|Code2000|en|Code2000}}」
 
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