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しかしながらオリエンタリズム的問題点はあるが、日本での東洋史という広い枠組みは、各国史や狭い意味での[[地域研究]]へ集中しがちな研究者に広い視野を与えたことは積極的に評価できる。中国史を中心とする東洋史研究の訓練を受けつつ、西アジア・中央アジア方面に目を広げた[[前嶋信次]]、[[護雅夫]]らは、日本の中央アジア史やイスラーム研究の祖ともいえるべき存在となっている。このように日本の東洋史という枠組みは各国史に留まらない大きなスケールの歴史像の形成に貢献してきた。現在、日本が世界レベルの研究水準をもつ中央アジア史や[[モンゴル帝国史]]は、[[漢文]]史料と同時に[[ペルシア語]]や[[アラビア語]]史料を用いる必要があるが、これらの史料を同時に扱える研究者が輩出されたのも日本における東洋史の複合性が関与していることは明かである。
 
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