「ろ過」の版間の差分

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[[再結晶]]をする際などでは、ろ過したい溶液の温度が室温よりも高いことが多い。これをそのまま室温でろ過すると、ろうと上で溶液が急冷され、結晶が析出してしまい、収率の低下を招く。そのため、このような場合では、漏斗とろ紙を予め加熱しておき、それでろ過をする。このような方法を'''熱時ろ過'''という。簡易的には、漏斗とろ紙をオーブンで加熱しておき、ろ過する直前に取り出して使用する。また、漏斗の周囲にヒーターを付けた専用の器具も市販されている。逆に冷却しながらろ過をしたい場合は、[[リービッヒ冷却器]]などのように二重構造になった漏斗を使用することもある。
====限外ろ過====
フィルターの孔径を分子サイズに近づけたろ過は'''[[限外ろ過]]'''と呼ばれ、巨大分子を除去することができる。限外ろ過の例としては[[中空糸膜]]を使った家庭用浄水器等が挙げられる。また生物の腎臓では糸球体において血液が限外ろ過され尿(原尿)が生成されており、[[人工透析]]では失われた糸球体機能の代わりを人工透析装置の中空糸膜が補っている。
 
== 実験室での水系自然ろ過の方法 ==
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