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[[円唇前舌狭母音]](唇を丸めて「イ」と発音するような音) '''{{IPA|y}}'''、あるいはそれに近い音をもつ言語は少なくなく、 '''ü''' で表現することは広く行われている。
もともとはドイツ語における '''u''' の変母音(ウムラウト; Umlaut)を表現したものであった。
後に、単に '''
=== ドイツ語における ü===
[[ドイツ語]]では '''ü''' (ウー・ウムラウト; U Umlaut) は '''[[u]]''' が[[変母音]]化した母音 '''
Buch 「本」の複数形が Bücher であるように、ドイツ語では、
なお、一般に、英文[[タイプライタ]]などでウムラウトを表現できないときは、大文字は '''Ue'''、小文字は '''ue''' と代用表記することになっている。また[[スイス]]のドイツ語では、大文字の '''Ü''' を使わずに '''Ue''' で代用する慣行である (小文字の '''ü''' は普通に使用する)。
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スペイン語、ポルトガル語、フランス語などでは '''¨''' は分音記号(トレマ; tréma, trema; スペイン語ではディエレシス diéresis)と呼ばれ、連続する2つの母音字に添えられて、発音のルールを変更する役割を果たす。この記号が '''u''' に添えられるのはおもに以下の場合である。
*[[スペイン語]]および[[ブラジル・ポルトガル語]]において、'''güe''', '''güi''' は '''
::※ポルトガルでは表記の区別をしない。
*[[ブラジル・ポルトガル語]]において、'''qüe''', '''qüi''' は '''
::※スペイン語では
*現在[[ポルトガル語]]ではポルトガルとブラジルの正書法を近付ける改革が行われており、ブラジルでも移行期間を経て2013年からトレマ無しのgue, gui, que, quiのみが使用される。
*フランス語でもトレマが使われるが、 u にトレマが添えられるのは、いくつかの特殊な場合に限られる ([[:fr:Ü (lettre)#Français]]を参照)。
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== 符号位置 ==
{| class="wikitable" style="text-align: center;"
!大文字!![[Unicode]]!![[JIS X 0213]]!![[文字参照]]!!小文字!!Unicode!!JIS X 0213!!文字参照!!備考
{{ULu|00DC|220|Ü|1-9-50|00FC|252|ü|1-9-81|}}
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{{ポルトガル語アルファベット}}
{{アゼルバイジャン語のラテン文字}}
{{ラテン文字}}
}}
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