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[[Image:Ft17 parola 4.jpg|thumb|300px|ピュトー SA 18を[[ルノー FT-17 軽戦車|ルノー FT-17]]砲塔の背部から撮影した写真]]
 
'''ピュトーSA18'''(Puteaux SA 18)は、[[第一次世界大戦]]以降に[[フランス軍]]が装備していた半自動式の[[火砲]]である。主に戦闘車輌に搭載された。
 
本砲は発射速度が高く単純で信頼性の高い武器であった。低初速のため装甲目標に対して効果は無く、歩兵と[[機関銃]]陣地に対する使用を主目的とした。装甲貫徹能力の貧弱さから、1939年後半という時期でさえも、軽装甲の戦闘車輌には通用しなくなっていた。本砲は兵士一人で操作でき、作動不良を起こした際の影響の低さにより扱いやすい砲であった。
 
==技術的詳細==
砲身の長さは21口径長(L/21)であった。最大発射速度は毎分15発だが実際には毎分10発程度だった。
 
本砲はフランス軽戦車の標準的な兵装であり、第一次世界大戦中の[[ルノー FT-17 軽戦車]]、[[第二次世界大戦]]中では[[ルノー R35]]、[[オチキス H35 ]]、H-38、[[FCM36]]などに装備されていた。また幾種類かのフランスの装甲車にも使用され、主に[[White-Laffly WL-50.]]に装備されていた。
 
[[ポーランド陸軍]]ではwz.18 ピュトー砲が[[ルノー FT-17 軽戦車]]や[[ルノー R35]]、[[オチキス H35 ]]などの軽戦車へ搭載され、またプジョー装甲車、[[Wz.28装甲車]]、[[Wz.29装甲車]]、[[Wz.34装甲車]]などに用いられた。また、一部のポーランド軍河川用舟艇や装甲列車などに使用された。
 
==関連項目==
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{{Commons category|Puteaux SA 18}}
 
{{デフォルトソート:ひゆとう}}
[[Category:戦車砲]]
[[Category:フランス陸軍の火砲]]
 
[[en:Puteaux SA 18]]